贈答のしきたり
良くも悪くも日本人はお祝いごとが大好きです。成人するまでに身内や親戚からさまざまな場面でお祝いをもらった経験があるはず。その後も就職、結婚、出産、引越し、金婚・銀婚式など数多くのお祝い事がつづきます。
毎回欠かさずくれた親戚のおばさんっていましたよね。よく覚えているなと感心したものですが、ずっと成長を見守ってくれているという温かさを感じるというかほかの人が忘れていてもその人だけは忘れずにいてくれるというのはなんともうれしいものです。
受け取る側に気をつかわせることなく、さりげなくお祝いをしてあげられる、そんな大人になれたら理想的ですね。
贈答時の金品に対するしきたりや金品の包み方(水引の色や結び方など)を含めた贈答マナーのほとんどは、奈良時代にはじまったとされています。
今のように贈答が盛んに行われるようになったのは庶民全体の生活が安定した昭和30年代以降です。そもそもしきたりというのは、日本固有の多神教の宗教である「神道(しんとう)」の儀式に由来しており、明治時代中期以降から仏教のしきたりが加わるなど時代の流れとともに変化してきました。
これからの時期といえば、冠婚葬祭の冠にあたる入園もしくは入学祝いです。水引は紅白蝶結びになります。無事に成長した子どもが、新しい社会への階段を一歩一歩あがっていく人生の節目となる時期で両親にとって大変喜ばしい行事です。
子どものお祝いは、両親や祖父母などの親族、ごく親しくしている友人などの間柄だけでささやかに祝うものです。贈る側の年齢やお付き合いの度合いによって変わってきますがだいたいの相場は5,000〜10,000円だそうです。
現金だけではなく、図書カードや文具券など実用的な贈り物は喜ばれます。小学生くらいになると個性もでてきますので、あらかじめ希望を聞いておき、親に確認を取った上で贈ってあげるのがベストでしょう。
基本的に、お祝いを贈る時期としては入園・入学が決定した1週間以内が礼儀です。入学祝を贈った場合、卒業祝いは不要です。
お返しは必要ないとされていますが、子どもの直筆で写真入りの礼状くらいはきちんと出しておきましょう。気になる場合は、いただいたお祝いの3分の1程度の内祝いを贈ってもいいです。
タグ:入学祝い 時期
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